光回線で契約期間縛り有無のプランどちらがお得？料金プランやキャンペーン！

一般的に光回線は、契約期間が決まっており解約時期によっては違約金が発生しますが、、契約期間が決まっておらずいつ解約しても違約金が発生しないものを「縛りなし」となっています。。

近年では、インターネット（Wi‐Fi）需要にあわせて、光回線にも契約期間なし・違約金0円の縛りなしのサービスが増えています。

契約期間の有無の違い

光回線における「縛りあり」と「縛りなし」の違いは主に契約期間と違約金の有無に関連しています。以下にその主な違いをまとめました：

1. 契約期間:
   • 縛りあり: 通常、2年または3年の契約期間が設定されており、この期間内に解約すると違約金が発生することが一般的です。
   • 縛りなし: 契約期間の定めがなく、いつ解約しても違約金が発生しないプランを指します²。
2. 違約金:
   • 縛りあり: 更新月以外で解約すると、2022年7月1日以降契約は料金の1ヶ月程度、それ以前の契約は10,000円～20,000円程度の違約金が発生することが多いです。
   • 縛りなし: 解約時に違約金がかからないため、自由にプラン変更や乗り換えが可能です。
3. キャンペーンや特典:
   • 縛りあり: 月額料金が比較的高めに設定されている代わりに、キャッシュバックや月額割引などの特典が多く提供されています。
   • 縛りなし: 月額料金が安めに設定されている代わりに、キャンペーンや特典は少ないですが、料金プランがシンプルでわかりやすいです。
4. スマホ割:
   • 縛りあり: スマホとのセット割が適用される回線があります。
   • 縛りなし: スマホのセット割はほとんど提供されていないため、料金が安い分、スマホのセット割はできません。

縛りありのプランは特典を活用してお得に利用できる可能性がありますが、縛りなしのプランは柔軟性が高く、シンプルな料金設定が魅力です。

縛りありの光回線と縛りなしの光回線の違いは、以下のようにまとめられます。

キャリア系の「ドコモ光」「ソフトバンク光」などに比べ縛りをなくして料金を抑えている「おてがる光」「エキサイトMEC光」などは知名度では劣りますが、回線はリズナーブルな料金設定にされています。

ただし、キャンペーンやキャッシュバックを当てにする方には向いていません。

月額料金

光回線の月額料金は戸建てで5,000円から6,000円、マンションで4,000円から5,000円が相場です。

契約期間がある光回線の月額料金は戸建てタイプは5,000円～6,000円、マンションタイプは4,000円～5,000円で、いずれかのキャリアのスマホとのセット割が適用することができます。

契約期間の縛りがない回線は縛りありの回線より料金が安く、戸建てで4,000円～5,000円、マンションで3,000円～4,000円と縛りありと比べ1,000円程度安くなります。

料金が安い分スマホのセット割はできません。

項目	戸建て	マンション
契約期間縛りあり	5,000円～6,000円	4,000円～5,000円
契約期間縛りなし	4,000円～5,000円	3,000円～4,000円

いくら解約金がない光回線を選んでも、月額料金が高ければ、総額で損をしてしまいます。縛りなしの光回線を選ぶ前に、光回線の料金相場を確認しておきましょう。

契約期間の有無で月額料金の違いの例。

契約期間あり…「＠nifty光」「BIGLOBE光」
契約期間なし…「おてがる光」「GMOとくとくBB光」

項目		おてがる光	とくとくBB光	@nifty光	BIGLOBE光
月額料金	戸建て	4,708円	4,818円	5,720円	5,478円
	マンション	3,608円	3,773円	4,378円	4,378円
キャンペーン		工事費割引	解約違約金還元 工事費割引	キャッシュバック 月額割引	キャッシュバック 工事費割引

月額料金の差とキャッシュバック有無が違いになります。

戸建てなら5,000円前後・マンションなら4,000円前後で納められれば、安い料金なるでしょう。

縛りなし光回線は料金プランがシンプル

縛りなし光回線はワンプランで料金が変わらないのでわかりやすいです。

縛りあり光回線の中には月額割引やプランが何種類もあり、どのプランを選べば良いかわからないということも珍しくありません。

一方シンプルに安い料金プランのみの縛りなしの光回線は、ネットの契約に慣れていない方にもおすすめです。

また、縛りなしの光回線はプロバイダ一体型のため、プロバイダを選択する必要がないことも初心者にありがたいポイントと言えるでしょう。

通信速度

IPoE+IPv4 over IPv6接続に対応してる通信方式

光回線を選ぶ際に必ず気になるのが通信速度ですね。

結論からいうと、縛りの有無にかかわらず光回線はすべてNTTフレッ光の回線を使用しているため、最大速度はどこも同じで理論上速度が大きく変わることはありません。

PoE+IPv4 over IPv6接続に対応している通信方式

通信速度に影響する接続方式は、今では、ほとんどのプロバイダはPv6接続に対応しています。

Pv6接続は標準装備されているプロバイダもあれば、オプション扱いで申し込みが必要なプロバイダもあります。オプション料金は無料になっているプロバイダがほとんどです。

縛りなしの回線でもPv6接続は標準装備されていてフレッ光の回線を使用しているので通信品質に違いはありません。

一部の縛りなしの回線では専用に設計した帯域を使用することで、回線の混雑時は速度が遅くなる可能性のある回線もあります。

契約期間有無での通信速度（実測値）

契約期間あり…「ドコモ光」「BIGLOBE光」
契約期間なし…「エキサイトMEC光」「GMOとくとくBB」

項目	ダウンロード	アップロード	Ping値
エキサイトMEC光	355.07Mbps	281.01Mbps	19.01ms
GMOとくとくBB	219.57Mbps	275.64Mbps	18.9ms
ドコモ光	252.78Mbps	265.58Mbps	19.2ms
BIGLOBE光	235.16Mbps	245.75Mbps	18.34ms

みんなのネット回線速度より

最大速度は1Gbpsで実測値を比べても十分な速度です。特にオンラインゲームなどで影響のあるPing値は殆ど同じです。

初期費用・工事費

初期費用としてかかるのは、事務手数料と配線工事が必要な場合の工事費です。Wi-FIルーターを所持していない場合はルーターの費用です。

工事費は、配線設備が導入済みなら工事不要ですが、配線が未導入なら光回線を開通させるには必要な開通工事です。

これは、契約の縛りに関係なく必要な費用です。

縛りの有無に関係なく、工事費に関してはほとんどの業者が工事費無料（実質無料）になるキャンペーンを行っています。

キャンペーンで工事費用を24回、36回に分割にすることで、その分割分を割引をしてくれることで負担がなくなることで実質無料になります。

ただし、縛りの有無にかかわらず、工事費を分割中に解約すると解約時点での工事費の残債の清算になります。

初期費用も契約期間があるなしにかかわらず取り扱いは同じです。

「転用」「事業者変更」では工事不要になるので初期費用は事務手数料だけです。

新規で配線工事が必要な場合は、工事費が実質無料にならない回線の申し込みは見合わせましょう。

スマホセット割は考慮しない？

光回線はスマホとセットにすることで割引になるため、通常であれば選ぶ基準としてまずスマホセット割があげられます。

契約期間のある光回線でドコモ光、ソフトバンク光、BIGLOBE光などはスマホ割がこう組み込まれていて、キャリアのスマホとセットで使うにはお得です。

対して契約期間の縛りなしの光回線は料金が安い分スマホセット割はありません。

格安SIMユーザー、キャリアのスマホ割ができない格安スマホプランのユザーは料金優先で格安な回線を選ぶことでトータルに通信費が抑制されます。

キャリアの中でも「ahamo」「LINEMO」「POVO」は光回線とスマホのセット割は食い込まれていません。

「格安SIM」やセット割がないプランで光回線は料金で選んでよいでしょう。格安な回線を使用することで通信費の総額を抑えることができる。

キャンペーン・特典は？

契約期間が有無でいちばんの違いはキャンペーン、特典の部分です。

契約期間を設けている光回線は、キャンペーンでキャッシュバックが強調されています。

項目	契約期間あり	契約期間なし
工事費実質無料	〇	〇
他社違約金還元	〇	△
キャッシュバック	〇	×
月額割引	〇	×
ルーターレンタル無料	〇	〇

光コラボキャリアの場合、2〜3年間の最低契約を約束することで、月額料金の割引が適用されたり、キャッシュバックの特典を付与しています。

契約の縛りがなない回線は料金自体が安いので料金割引やキャッシュバックのキャンペーンはあまり行っていません。

しかし、縛りなし回線は月額が安い分、キャンペーンが充実していないとイメージされる方も多いと思いますが、どの縛りなし光回線も必ずキャンペーンを行っているため必ず確認する必要があります。

縛りあり光回線はキャッシュバックで数ヶ月分の料金補充

縛りありの光回線は高額なキャッシュバックを売りにしている回線は多いです。キャッシュバックを獲ることでお得に契約できるからです。

• 高額キャッシュバックで解約時の費用を相殺
• 月額料金が数ヶ月分無料に相当する
• 解約違約金が発生すると全額補填される

規定以内の解約金であれば基本的に全額負担してくれるため、利用している光回線に解約金が掛かってしまう場合も問題ありません。

まとめ

結論

縛りありと縛りなしの光回線の違いは、キャンペーン有無と料金の違いの二点です。

• 契約縛りなしの光回線は現状NTT回線を使ったフレッツ光の光コラボのみ。
• 契約縛りなし光コラボは、たくさんある光回線の中で迷った時や急ぎの時になにも考えず選びやすい。
  ※いつでも自由に解約できるから、組み合わせとか還元率とか考えなくても充分良いから。
• 格安だと言っても、フレッツ光の回線を使用した全て高品質の通信方式に対応
• 究極に迷ったら、初期費用0円でリスクのないexcite MEC光を選択すれば最強！

縛りなしで価格が安くても通信品質は変わりなく、キャッシュバックはありませんが工事費実質無料と申込しやすい光回線です。

契約縛りなし且つ工事費実質無料且つ無線ルーター実質無料且つ高額キャッシュバック＆違約金負担キャッシュバックがある光回線なんて他にありませんから。

ここまでなのに、2位になった理由は、まっさらな新規契約の人でネット初心者には少し月額料金が高くて、キャッシュバックなどがなくても工事費完全無料のexcite MEC光の方が複雑じゃないと思った程度です。

とは言え、↓のような人であればGMOとくとくBB光を選択するのがアリだと思います。

GMOとくとくBB光を選んだ方が良い人↓