auひかりは、KDDIが提供する光ファイバーを接続回線としたインターネット接続サービスで提携プロバイダが提供するサービスをセットで提供しています。
auひかりは独自の設備を使っているため戸建ては常に安定した快適なインターネット通信が楽しめます。
auひかりの特徴
- 独自回線で戸建ては速度が安定していている。
- 通信が混雑しにくい専用線を利用するため、動画やオンラインゲームも快適。
- au・UQモバイルとのセット割が組める。
- IPv4/IPv6デュアルスタック方式を標準装備。
- 工事費無料や違約金負担などのキャンペーンがある。
auひかり|料金プラン・概要
戸建て | マンション | |
月額料金 | 1年目:5,610円(ネットのみ) 2年目:5,500円(ネットのみ) 3年目以降:5,390円(ネットのみ) | 4,180円~5,500円(ネットのみ) |
契約期間 | 3年 | 2年 |
中途解約金 | 4,730円 | 2,290円 |
最大通信速度 | 1Gbps | |
事務手数料 | 3,300円 | |
開通工事 | 41,250円分割割引35回で実質無料(ネット+auひかり電話申込550円/月) | |
IPv4 over IPv6 | IPv4 over IPv6接続方式に対応 | |
ルーター | 準備要 | |
スマホ割 | au:最大1,100円割引 UQ mobile:最大1,100円割引 適用条件あり(ネット+電話加入550円/月) | |
キャンペーン・特典 | 工事費相当額割引(「ネット」+「電話550円/月」)35ヶ月分割割引 代理店キャッシュバック最大39,000円 ブロバイダキャッシュバック最大25,000円 解約違約金相当額還元 月額利用料から 割引1,000円×20回(乗り換え特典) auひかり、取り扱い窓口、プロバイダの3社全てのキャンペーンが適用 |
auひかりは、光コラボではありません。独自の光ファイバー網での提供をしていますが一部のエリアではNTTの光回線であるダークファイバーを利用してサービスを提供しています。
auひかりは独自回線のため回線が混雑しにくいため、戸建てでは安定した通信速度を実現しています。
通信速度は実効速度で平均下り速度: 485.66Mbps、平均Ping値: 14.98msが計測されています。
高速通信で動画視聴やオンラインゲーム(FPS、格闘ゲーム)など、大容量のデータ通信を利用することが多くても快適にできます。
ただし、auひかりの独自回線が生かせるのは戸建てタイプでマンションタイプでは、他の光コラボなどと通信速度は大差がありません。
戸建てで、現在1Gbpsを利用中の方でも、提供エリア内であれば10Gbps・5Gbpsへ変更ができます。基本的にはホームゲートウェイを交換するだけです。
マンションタイプは導入されている設備によって月額料金および最大速度は異なります。タイプがミニギガ・ギガであれば速度は上り・下り共に最大1Gbpsで、それ以外は概ね100Mbpsです。
auひかりが公式に提供している「エリア検索機能」を利用すればネット上で調べることができます。
auやUQモバイルのスマホとのセット割引が受けられます。セット割を適用するためには「ネット+電話」でオプションの電話(550円)の加入が必須になる。
auやUQモバイルとのセット割を組むことで毎月のスマホ料金が割引になったり工事費無料や違約金還元などのキャンペーンも充実しているため初期費用だけでなく毎月の通信費も抑えられます。
同じくKDDI系列の光回線であるビッツグローブ光は光コラボで料金がauひかりよりリズナーブルな料金でauやUQモバイルとのセット割も適用できます。
戸建てでの転居、回線の変更
auひかりの引越し手続きをする際には、工事費や初期費用が発生します。
お引っ越しの手続きには約1カ月程度かかる場合があります。また、auひかりの引越し手続きをする際には、工事費や初期費用が発生します。
フレッツ光回線での事業者変更とは違いauひかりから回線をフレッツ光回線に変更する場合にも新たに工事費、初期費用が発生します。
au光のマンションの回線速度と月額料金
auひかりのマンションタイプは、お住まいのマンションの設備や契約戸数によって契約できるタイプ、料金がかわります。
それぞれのタイプは以下のとおりです。
配線方式 | 下り速度 | 料金 | |
マンション タイプG | G.fast配線方式 | 664Mbps | 4,180円~4,510円 |
マンション タイプV | VDSL配線方式 | 100Mbps | 4,180円~4,510円 |
マンション 都市機構 | VDSL配線方式 | 100Mbps | 4,180円 |
マンション 都市機構G | G.fast配線方式 | 664Mbps | 4,180円 |
マンション タイプE | LAN配線方式 | 100Mbps | 3,740円~4,070円 |
マンション タイプF | 光配線方式 | 100Mbps | 4,290円 |
マンション ギガ | 光配線方式 | 1Gbps | 5,500円 |
マンション ミニギガ | 光配線方式 | 1Gbps | 4,450円 |
マンションタイプの最大速度や月額料金は導入されている設備によって異なります。
ミニギガ・ギガであれば速度は上り・下り共に最大1Gbpsでそれ以外は概ね100Mbpsです。
月額料金はマンションタイプや契約戸数によっても異なります。
例えば、マンション タイプVで16契約以上対応のマンションにお住まいの場合、お得プランAではネット+電話サービス利用で月額4,730円(税込)標準プランでは月額5,170円(税込)となります。
auひかりマンションのプランはマンションに導入している通信方式によって変わるため、自分で選べません。
自分のマンションに導入されている通信方式がわからない人は、利用できるタイプの確認から確認してみてね。
auひかりの提供エリアは?
auひかりはほぼ全国的に展開していますが一部エリア外の都道府県があります。フレッツ光ようにカバー率90%以上とはいきません。
auひかりホームタイプが提供されていないエリア
- 東海エリア(静岡・岐阜・愛知・三重)
- 中部エリア(長野)
- 近畿エリア(滋賀・和歌山・京都・奈良・大阪・兵庫・福井)
※沖縄では「auひかり ちゅら」がサービス提供されています。
上記の府県ではホームタイプの利用はできませんがマンションタイプは建物に設備が導入されていれば利用可能です。
エリア外ならauスマートバリューに対応している「BIGLOBE光」が選択肢になります。
auひかりの独自回線は快適な通信速度
auひかりの独自回線は、KDDIが自社で持っている光ファイバー網とダークファイバーと呼ばれるNTTの予備回線を使用し2種類の光回線を使い分けています。
ダークファイバーとは、使われていない光ファイバーのことです。
auひかりは光回線を占有して利用できるので通信が安定して速度が出やすいんです。
ホームゲートウェイ
auひかりでインターネットを利用するためには、ONUとホームゲートウェイが必要です。
ホームゲートウェイは無線ルーターに光電話機能が内蔵されてる機器です。 auひかりでは無線LAN機能や光電話を利用しない場合であっても、ホームゲートウェイの接続が必須です。
契約時に無料レンタルされたホームゲートウェイを利用してKDDIの認証を取得しています。そのため、このホームゲートウェイを使用しないと、インターネットに接続することができません。
ただし、Wi-Fi機能を利用するには、内蔵無線LAN親機機能という有料オプションに加入する必要があります。このオプションは、月額550円(税込)かかりますが、auスマートバリューまたはUQモバイルの自宅セット割に適用すると無料になります。
また、市販のWi-Fiルーターをホームゲートウェイに接続することで、オプションに加入せずにWi-Fiを利用することもできます。
auひかりは「IPv6」に対応
auひかりは、回線の混雑を避けて高速通信が出来る『IPv4/IPv6デュアルスタック』に標準対応しています。
次世代規格(IPv6)では、従来の規格より個人情報の入力やクレジットカードナンバーの入力などにおいてさらに安全性が高くなります。
ブラウザでの「SSL通信」の暗号化に加えパケットにも暗号化が加わるためさらにセキュリティが高まります。
平均ダウンロード速度 | 505.35Mbps |
平均アップロード速度 | 491.84Mbps |
平均Ping値 | 15.37ms |
『みんなのネット回線速度』参照
オンラインゲームをストレスなく楽しめる目安が100Mbpsとされていますので非常に高速な回線速度であることが分かります。
auひかりの初期費用と工事費
auひかりの初期費用は、新規登録料3,300円でauひかりの工事費は、宅内配配線のの状況や依頼する工事内容によって異なりますが、戸建て41,250円(税込)/集合住宅33,000円(税込)とかかります。
初期費用相当額割引
auひかりの開通時にかかる初期工事費が実質無料になる割引です。 ホームタイプは35ヶ月間、マンションタイプは23ヶ月間、工事費の分割費用と同額分が「初期費用相当額割引」によって相殺され、実質無料になります。
工事費を無料にするには、ホームタイプの場合はauひかりと一緒にauひかり電話(550円/月固定電話)の契約が必要です。
auひかり電話に加入することで、工事費が無料になります。auスマートバリューやUQ自宅セット割の適用条件でもあるので、「固定電話を使う予定がないよ」という方でも、auひかり電話を申し込むことをおすすめします
あくまでも割引されているのはauひかりの契約期間中のみで工事費全額分の割引が終わる前に解約をしてしまうとその時点での残債が請求されてしまうので注意しましょう。
ネット単体、ネット+テレビでのお申し込みも可能ですが、その場合は、ネットのみの割引となりますのでご注意くださ。
auひかりにauやUQ mobileのスマホ割引がある
auスマートバリュー
auひかり+ひかり電話と対象のauスマホをセットで利用することでスマホ側の月額料金割引が受けられるお得なサービスです。
割引額はスマホの契約プランによって異なり最大1,100円。
また、使い放題MAXは、auスマートバリューと家族割プラスが併用できます。含め最大10台まで割引対象に含めることができます。
auスマートバリューはかなり大きな割引になるだけでなくホームゲートウェイ(Wi-Fiオプション)レンタル(550円/月)が無料で使えるなどの副効果もあるので自分か家族の中にauスマホユーザーがいるなら必ず適用させましょう。
UQモバイル 自宅セット割
auひかり+ひかり電話とUQモバイルのスマホをセットで利用することでスマホ側の月額料金割引が受けられるお得なサービスです。
スマホ1台につき最大1,100円の割引で家族のスマホを含めてなんと最大10台まで対象に含めることができます。また、ホームゲートウェイのレンタル無料もできます。
auスマートバリュー、自宅セット割は共に申し込みが必要です。申し込みをして初めて適用されます。
4回線までの申し込みはauショップ、電話、Webから、5回線以上はauショップでの申し込み。
auひかりキャンペーン・キャッシュバック
現在、auひかりをお申し込みいただくとNEXT(ネクスト)、KDDI株式会社(公式)、プロバイダの3社全てのキャンペーンが適用されます。
キャッシュバック
auひかりの代理店は多くありますが中でもおすすめなのが「株式会社NEXT(ネクスト)」です。オプション加入なしでもキャッシュバック対象で手続き簡単。何よりも振り込み時期が開通の1ヶ月後とスピーディなのは魅力です。
auひかりの他社からお乗りかえ特典
ホームタイプの場合
NEXTキャッシュバック
ネット+電話(550円)
- auひかり ホーム・24,000円、auひかり マンション・29,000円
- auスマートバリューまたは自宅セット割適用で10,000円
ブロバイダキャッシュバック
ホーム・25,000円、マンション・20.000円
auひかり(公式)
他社からお乗りかえ特典
- au PAY 残高へ チャージまたは郵便為替で最大30,000円
- 月額利用料から 割引最大20,000円1,000円×20回
還元タイミングはau PAY 残高へのチャージの場合申請受付から約1か月後、郵便為替の場合申請受付から約1.5~2ヵ月後です。
代理店窓口EXT(ネクスト)からのキャッシュバック
開通確認後、最短で翌月
auひかりをお申し込みいただく際に、オペレーターに口座情報をお伝えいただくだけでお手続きが完了いたします。
お申し込み後のSMS(ショートメッセージ)送信によるお手続きも承っています。
また、アンケート回答や書類返送などの手間は一切ありません。
プロバイダからのキャッシュバック
・@nifty:最短で2ヶ月後
・BIGLOBE:最短で3~4ヶ月後
・So-net:最短で4~5ヶ月後
※プロバイダからのキャッシュバックにつきましては、プロバイダによって手続き方法が異なります。
- キャッシュバック特典につきましては、プロバイダ毎に申請時期、申請方法が異なります。詳細は代理店担当者がら説明されます。
- 代理店よりご契約された方はご契約後に当社より発送される書類に、申請方法等の詳細事項が記載されております。
*代理店⇒EXT(ネクスト)
auひかり 乗りかえスタートサポート
他社のご自宅のインターネットまたは他社ホームルーター・モバイルルーターの解約違約金相当額が最大30,000円還元されるサービスです。
申請方法
auひかり申込日から申込月を含めて12カ月以内に「スタートサポート共通申請書」をKDDI株式会社に送付。
※申請書送付までに、au IDの取得とau PAY アプリ、au PAY サービス利用規約への同意が必要です。スマホをお持ちでない方はau PAY プリペイドカードのお申し込みが必要です。
還元タイミングはau PAY 残高へのチャージの場合申請受付から約1か月後、郵便為替の場合申請受付から約1.5~2ヵ月後です。
auひかりのメリットとデメリット
auひかりはKDDIが提供する光ファイバー回線サービスです。auひかりのメリットとデメリットについて以下のようにまとめることができます。
auひかりを契約後に後悔しないよう事前にデメリットを理解しておくことはとても重要です。
auひかりを申し込む前の留意点
auひかりには以下のような注意点もありますのでご参考にしてください。
- auひかりは独自の回線を使用しているため提供エリアや対応物件が限られています。
- プロバイダーが8社から選べますが、どこを選んでも月額料金や通信速度は変わりません。選ぶポイントは、キャッシュバックや工事費無料などのお得なキャンペーンの内容です。
- auひかりはテレビサービスも提供していますが地デジやBS・CS放送は視聴できません。地デジやBS・CS放送を見たい場合は、別途アンテナやチューナーなどの設備が必要です。
auユザー以外のスマホなら他社がおすすめ
auひかりとスマホのセット割を適用すれば他社光回線よりもお得に利用できます。
しかし、auひかりの料金は光回線の中でも高めです。auのスマホユーザー以外はセット割が適用されないためあえてauひかりを選ぶ理由がありません。
したがって、au以外のスマホユーザーの方には、スマホ割がある他社光回線をおすすめします。
以下はスマートフォン別のおすすめの光回線一覧表です。
スマホ | 光回線 |
ドコモ | ドコモ光 |
ソフトバンク ワイモバイル | ソフトバンク光・NURO光 |
格安SIM | GMO光アクセス(とくとくBB光)・エキサイトMEC光 |
格安SIMユザーは月額料金が安い光回線を選ぶのがおすすめです。トータルで通信費を抑えられます。
スマートフォンに合わせて光回線は選ぶのがもっともお得です。
auひかりまとめ
auひかりは、auのスマホユーザーにおすすめできる光回線です。auひかりのセット割が使えるうえに、独自回線がゆえに速度が速いのも魅力です。
ただし、auスマホユザーが一人では魅力はありません、複数人にが利用で価値のある回線です。
auひかりに申し込むなら窓口選びから始めることです。キャンペーン内容に差があることキャシュバック受け取りが簡単にできるのかも判断材料です。