インターネットが普及した昨今、インターネット環境の整備は我々の生活に欠かせないものとなっています。
マンションやアパートなどの集合住宅では、建物が対応していれば光回線を申し込むことが可能です。
光回線がすでに導入されていれば、それに対応した光回線を選びましょう。光回線をマンションで使う場合、どれでも好きなサービスを選んで利用できるとは限りません。
光回線サービスは数多くあり料金も事業者により異なります。料金の格差は1,000円程度の違いがあるので選び方によっては毎月の支払額が違ってきます。。
もし光回線が導入されていない場合でも、工事の許可が下りれば光回線を新たに引き込めます。許可が下りなかった場合は、代替としてホームルーターやモバイルルーターを検討しましょう。
| 光回線 | 月額料金 | |
| 1 | NURO 光 for マンション | 2,090円～2,750円※3年契約プラン |
| 2 | おてがる光 | 3,608円 |
| 3 | とくとくBB | 3,773円 |
マンションで光回線を選ぶ際のポイント
光回線はサービス事業者によって提供エリアなどが異なり、どの地域でも好きな回線を選べるというわけではありません。
- NTT東日本・西日本による「フレッツ光」:
- 全国47都道府県をカバーして、プロバイダとの別途契約が必要です。
- 光コラボレーション（光コラボ）:
- フレッツ光にプロバイダー独自サービスを付与して提供されています。
- 通信料金が安く、フレッツ光からの乗り換えも容易です。
- ダークファイバー系の独自回線:
- NTTの未稼動回線を利用して、加入者が少ないため通信速度が安定しています。
- 電力会社やケーブルテレビ局などによる独自回線:
- 利用可能地域が限定されていますが、通信速度が速い特徴があります。
マンションは導入されている配線方式により最大通信速度が変わります。
・ＶＤＳＬ方式…下り最大速度100Mbps
・光配線方式…下り最大速度1Gbos
・ＬＡＮ配線方式…下り最大速度100Mbp～1Gbps
ＶＤＳＬ方式、ＬＡＮ配線方式は普通にインターネットに接続するには差し支えないですが、通信の混雑時に通信速度の低下が起きます。
重要なのは、IPv6に標準対抗して、価格設定も事業者によって異なるのでしっかり比較・検討して選ばなければ必要以上に出費がかさんでしまうかもしれません。
特に光回線の価格設定は非常に複雑になっており、月額料金だけでなく初期費用や解約費用、各種の割引などが関係しています。
未導入の賃貸マンションは簡単に配線工事ができないので通信速度に満足できないときはホームルーターを検討してもよいでしょう。
どのサービスが本当にお得なのか多角的に判断する必要があるといえるでしょう
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マンションにおすすめの光回線
おすすめの光回線の一戸建て向けプランをご紹介します。
NURO 光 for マンション
NURO 光 for マンションは、マンション向けに提供される光回線サービスです。従来のNURO光とは異なり、マンション内の設備を利用することで、工事費無料・月額料金割引などの特典が受けられます。
| 月額料金 | 3年：2,090円～2,750円 2年：2,530円～3,190円 契約期間なし：2,970円～3,630円 |
| 契約期間 | 3年／2年／契約期間なし |
| 回線速度 | 2Gbps |
| 工事費 | 宅内工事費無料 |
| セット割 | なし |
| キャンペーン・特典 | 25,000円 キャッシュバック |
| 他 | 契約期間なし⇒キャッシュバック対象外 「転用」「事業者変更」工事不要 |
NURO光は自社の独自の回線を持ちサービスを提供している光回線事業者です。
マンションの設備で決まっており、NURO設備導入済みのマンションでは「下り最大速度は1Gbps」という業者がほとんどであるなか、NURO光は通信速度が下り最大2Gbpsと速く、動画やゲーム、在宅ワークの際にも快適にインターネットを利用できるでしょう。
NURO光と契約すると無料で無線LAN機能が搭載されたONUをレンタルできます。
NURO 光 の設備が導入されているマンションは、最短1-2週間でご利用いただけます！
- 導入済みマンションなら最安値の光回線
- 利用者が多いほど料金が安くなる
- 最大2Gbpsの通信速度
とくとくBB（GNO光アクセス）
とくとくBB光（別名：GMO光アクセス）とは、GMOインターネットグループが提供する光コラボレーションです。NTTフレッツ光の回線設備を利用し、全国エリアに高速インターネットを提供するサービスのこと。
| 月額料金 | 3,773円 |
| 契約期間 | なし |
| 回線速度 | 1Gbos |
| 工事費 | 25,300円（実質無料） |
| セット割 | なし |
| キャンペーン・特典 | 5,000円キャッシュバック 他社解約違約金補助特典として最大60,000円還元 オプション同時申込でさらに最大27,000円キャッシュバック！ |
| 他 | 「転用」「事業者変更」工事不要 |
ドコモ光と同じ高品質なNTTの光回線を使用しているにも関わらず、圧倒的な月額料金の安さが売りとなっています。
光回線をとにかく安く使いたい方、特に格安プランや格安SIMなどのセット割引がないスマホを利用している人におすすめの光回線です。
- 月額料金が安く、契約期間に縛りがない
- 月額料金が安いので長く使えば使うほどお得になる
- IPv6 (v6プラス)対応無線LAN (Wi-Fi)ルーターを無料レンタル
- 乗り換え時にかかる違約金を補填する特典が用意されている
エキサイトMEC光
エキサイトMEC光とは、エキサイト株式会社が提供する光回線であり、ドコモ光やソフトバンク光などと同じコラボ光サービスです。
| 月額料金 | 3,850 円 |
| 契約期間 | なし |
| 回線速度 | 1Gbos |
| 工事費 | 22,000円（無料） |
| セット割 | なし |
| キャンペーン・特典 | 月額料金月495円割引×12か月 開通手数料無料またはWi-FIルータープレゼント |
| 他 | 「転用」「事業者変更」工事不要 |
IPoE接続（IPv6）に対応していることで、通信の安定性と回線速度が向上して安定しています。
月額料金が安く、安定した高速インターネットを利用できるので、コスパが良い光回線を探している人にエキサイトMEC光はおすすめです。
契約期間の縛りや解約時の違約金がないので、引っ越しをする予定がある人やお試しで使ってみたい人にも選びやすい光回線と言えるでしょう。
- 業界最安値水準！
- IPv6 IPoE接続に対応
- 期間縛りなし、解約手数料なし
- 継続利用で移転工事費用が無料
楽天ひかり
楽天ひかりは、楽天モバイルを利用している方や楽天市場でお買い物を頻繁にする方、楽天カードを利用している方にオススメです。
| 月額料金 | 4,180円 |
| 契約期間 | 2年（自動更新） |
| 回線速度 | 1Gbos |
| 工事費 | 22,000円 |
| セット割 | なし |
| キャンペーン・特典 | 楽天モバイル利用で6ヶ月0円 楽天モバイルとセットで楽天市場ポイント7倍 |
| 他 | IPv6（クロスパス）対応ルーター必要 「転用」「事業者変更」工事不要 |
NTT東日本・西日本の設備を使った光コラボのため、フレッツ光や他の光コラボからは工事不要で乗り換えができます。
楽天カードや楽天モバイルなど、楽天サービスと一緒に使えば、楽天ポイントが貯まりやすくなるので、楽天経済圏の人におすすめしたい光回線です。
- 楽天モバイルユーザーなら半年間月額料金無料:
- IPv6対応で速度も快適:
- 楽天市場での買い物ポイントが+2倍
- 事務手数料が安い
DTI光
DTI光とは、株式会社ドリーム・トレイン・インターネットが運営する光回線です。
NTTフレッ光回線を使用するコラボ光のため、全国ほとんどの場所で利用できます。
auのスマホ・携帯電話ユーザーがDTI光に申し込むと、1回線のみではありますが、DTI光の月額料金が毎月最大1,320円割引されます。
| 月額料金 | 3,960円 |
| 契約期間 | なし |
| 回線速度 | 1Gbos |
| 工事費 | 22,000円（キャッシュバックで実質無料） |
| セット割 | DTI 光 × au セット割 DTI光×SIMセット割 |
| キャンペーン・特典 | 新規開通最大24,000円※2キャッシュバック！ 転用・事業者変更10,000円キャッシュバック！ Wi-Fiルータープレゼント！ |
| 他 | 「転用」「事業者変更」工事不要 |
auのスマホ・携帯電話ユーザーがDTI光に申し込むと、1回線のみではありますが、DTI光の月額料金が毎月最大1,320円割引されます。
auといえば、auひかりもありますが、こちらは申し込みのできるプランが限られており、日本全国で申し込めるわけではありません。一方、フレッツ光を使ったDTI光なら、ほぼ全国で申し込み可能、しかも上記で見た通り月額料金も安いので、auユーザーにはとてもメリットの高い特典と言えます。
- auユザーは最大1,320円月額料金割引
- 契約期間、解約手数料がない
- Pv6 IPoE接続にすれば回線速度が安定
- 新規開通者向けキャッシュバックあり（最大24,000円）
スマホセット割
キャリアスマホの料金割引がプランに組み込まれている光回線。
ソフトバンク光
光コラボのひとつである「ソフトバンク光」は、NTT東日本・西日本の両エリアに対応しているおすすめの光回線です。
ソフトバンク光はソフトバンクユーザー・ワイモバイルユーザーがスマホセット割を受けられる光回線です。
| 月額料金 | 4,180円 |
| 契約期間 | 2年（自動更新） |
| 回線速度 | 1Gbos |
| 工事費 | 31,680円（実質無料） |
| セット割 | SoftBank対象プラン（オプション加入要） ワイモバイル（オプション加入要） |
| キャンペーン・特典 | 25,000円キャッシュバック 他社違約金全額負担 |
| 他 | 『IPv6高速ハイブリット』には光BBユニットが必要 「転用」「事業者変更」工事不要 |
ソフトバンクユーザーなら家族全員のスマホ料金が毎月1,100円割引になるため、固定費を見直したいという人にもおすすめできます。
『IPv6高速ハイブリット』を利用するには光BBユニットをレンタルする必要があります。、IPv6高速ハイブリッドはネット回線の混雑を避けて快適にインターネットが出来る次世代の接続方式です。
- おうち割光セットでスマホ料金が割引
- オプションで高速通信が可能
- 他社からの乗り換え費用を負担してくれる
ドコモ光
ドコモ光は、フレッツ光回線またはケーブルテレビの設備を使ってドコモが提供するプロバイダ一体型の光インターネットサービスです。
ドコモ光はドコモユーザーの方だけが得られるメリットが多くあります。
| 月額料金 | Aタイプ：4,400円 Bタイプ：4,620円 |
| 契約期間 | 2年間 |
| 回線速度 | 1Gbos |
| 工事費 | 16,500円（無料） |
| セット割 | ドコモ対象プラン |
| キャンペーン・特典 | 25000円キャッシュバック dポイントプレゼント2,000Pt |
| 他 | 「転用」「事業者変更」工事不要工事不要 |
ドコモ光はすべての光回線で唯一ドコモのスマホとセット割を実施しているため、ドコモユーザーにとって最もお得な光回線です。
docomoのスマホを使用している方は「セット割」が適用され、月々の支払いが550～1,100円割引されます。
割引は契約者一人ひとりが対象なので、家族で入るとその分割引も多くなり家族にdocomoユーザーが多い人におすすめの回線といえます。
- docomoスマホ料金割引
- プロバイダーが選択できる
- dポイントの付与・還元が充実
- IPv6に対応で快適な通信速度
- 新規工事費が無料
BIGLOBE光
ビッグローブ光は、KDDIのグループ会社であるビッグローブ株式会社が運営する光回線です。
料金面においては、auやUQモバイルのスマホユーザーから、セット割引によってお得に利用できていると高評価を得ています。
| 月額料金 | 4,378円 |
| 契約期間 | 3年間 |
| 回線速度 | 1Gbos |
| 工事費 | 26,000円（実質無料） |
| セット割 | auスマホ（光電話550円／月加入要） UQ mobile（光電話550円／月加入要） |
| キャンペーン・特典 | キャッシュバック40,000円or月額料金割引1,230円×12回 Wi-FIルーターレンタル1年間無料 工事費分割払い分相当割引 |
| 他 | 「転用」「事業者変更」工事不要 |
キャリア系のauひかりは一部提供されいないエリアがあり、マンションタイプでは物件が限定されます。一方ビッグローブ光は全国で利用可能です。
他社光回線と全てを加味した実質月額料金で比較しても、au・UQモバイルユーザーにとって1番安く、おすすめの光回線といえます
- auセット割ならスマホ料金が割引
- v6対応のWiFiルーターレンタル料が1年間無料
- 高速通信のIPv6が無料
- フレッツ光やコラボ光からは工事不要
マンションの光配線方式
マンションで光回線を使用したい場合、まずはお住まいの、もしくはお住まいになる予定のマンションのに配線を調べておきましょう。
なぜなら配線は通信速度に影響するからです。
集合住宅における光回線の種類
マンションの共用部まで回線が来ている「インターネット対応」の場合、確認すべきことは以下の2点です。
- 光回線がマンション内のどこまで来ているか
- マンション内の配線方式
特に配線方式は光回線の速度にも大きく影響するため、必ず光回線の申し込み前にチェックしておきましょう。
集合住宅における光回線は以下の３つになります。
- 光配線方式⇒下り最大速度100Mbps
- 光配線方式⇒下り最大速度1Gbps
- ＬＡＮ配線方式⇒下り最大速度100Mbp～1Gbps
ＶＤＳＬ方式とは
マンションの共用部まで光ファイバーケーブルを引き込み、共用部から各部屋には電話回線用ケーブルで配線する方式です。
配線方式の中では一番速度が出にくい仕様となっています。
・通信速度が遅い（下り最大速度100Mbps）※回線を共有している為、実際の速度は遅くなる
光配線方式とは
マンション内の各部屋へ光ファイバーケーブルで接続する方式で、回線速度は最も速いと言われています。
この場合、マンション内の各部屋ごとに光コンセントを設置する必要があるので、設置されていない部屋では光回線の工事を行います。
・通信速度が速い（下り最大速度1Gbps）※回線を共有している為、実際の速度は遅くなる
ＬＡＮ配線方式とは
マンション内の共用部まで光ファイバーケーブルを引き込み、共用部から各部屋にはLANケーブルで配線する方式です。
部屋に設置したLAN差し込み口からLANケーブルを繋いでインターネットに接続します。
・ＶＤＳＬ方式と同じく通信速度が遅い（下り最大速度100Mbp～1Gbps）※回線を共有している為、実際の速度は遅くなる
マンションの光回線で多いのはＶＤＳＬ方式です。
新しいマンションでは最初から光配線方式が導入されている場合もありますが、光回線の一般向けサービスが始まったのが２００３年頃なので、築１７年以上のマンションではＶＤＳＬ方式である場合が多いです。
最近ではＶＤＳＬ方式のマンションでも、既設配管を利用して棟内への光ケーブルの引込みと各お部屋への引込みが可能な場合、光配線方式への機器更新や新たに光配線方式の導入が出来るケースもあります。
月額料金
光回線を選ぶうえで、最も重要なもののひとつが毎月の支払い料金です。
光回線を導入後、固定費として毎月支払い続けていくので、月額料金の安さは重要です。
マンションタイプの月額料金は4,000円前後が平均値なので、この価格帯を基準に各サービスの料金を比較しましょう。
おすすめした光回線の中で、月額料金の安いTOP3です。
| 光i回線 | 月額料金 | |
| 1 | NURO光 for マンション | 2,090円～2,750円 |
| 2 | おてがる光 | 3,608円 |
| 3 | とくとくBB光 | 3,773円 |
キャリアスマホとのセット割引
光回線を選ぶ際は、スマホとのセット割引があるかどうかもチェックしましょう。
ドコモ・au・ソフトバンクなどを利用している場合、光回線とのセット割引が適用され、スマホの月額料金が割引される場合があります。
| スマホキャリア | 光回線 | 割引額（月額） | オプション | 月額料金（マンション） |
| ドコモ | ドコモ光 | 最大1,100円 | 不要 | 4,400円 |
| ソフトバンク | ソフトバンク光 | 最大1,100円 | 加入要 | 4,108円 |
| ワイモバイル | ソフトバンク光 | 1,650円 | 加入要 | 4,108円 |
| au UQモバイル | au光・ビッグローブ光 各地域の電力会社系の光回線など | 最大1,100円 | 加入要 | auひかり3,740円～月5,500円 ビッグローブ光4,378円 |
スマホの月額料金から毎月最大で1,100円の割引が適用されますが、キャリア系の月額料金は少し高めなのでスマホ割引額と回線の月額料金のバランスを考慮する必要があるでしょう。
セット割によっては、離れて暮らす家族まで対象にできる場合もあるので、家族でスマホキャリアを揃えているなら、セット割の有無は最優先でチェックしたいポイントです。
キャンペーン・特典
光回線を選ぶときは、キャンペーンや契約特典も確認しましょう。
光回線も、キャッシュバックや割引特典が用意されており、実質料金を抑えられます。
ただし、キャッシュバックはの受け取りは6ヶ月から12ヶ月先で、中には2年後などもあり、手続きも面倒で、すべての人が受け取れているわけではありません。（）
最近では、キャッシュバックをなくしで契約の縛りをなくした月額料金を比較的安くしたプランも多くあります。sh他
提供エリア
光回線のうち、全国で利用可能なのは、NTTのフレッツ回線を使った光コラボやフレッツ光のみで、そのほかのサービスでは、基本的に提供エリアが限定されています。
たとえば電力会社の提供する光回線や独自回線はのように、一部の地域でしか提供していない光回線は、いくらサービス内容が魅力的でも、提供エリア外では利用できません。
auひかりや関西限定のeo光などは地域が限定され、導入マンションも限られる上に光配線でない物件が多いのでお勧めできませんあ。
工事費
光回線を導入する場合は開通工事が必要ですが、光回線では工事費実質無料のキャンペーンを実施しています。
光回線を選ぶ際にはキャンペーンを実施している事業者を選びましょう。
光回線が導入されていないマンションの場合、まずは光回線が導入できるかということを確認するところから始まります。
確実な方法として、マンションのオーナーや管理会社に問い合わせることがおすすめです。
賃貸マンションだと建物や管理の都合で開通工事ができない可能性もあります。
まとめ
マンションで光回線を使う場合、まずはマンション室内の配線方式を確認するところから始めます。
配線方式は通信速度に影響するので、配線によっては望みの速度に達しない場合もあります。
また、導入が確認されなかった場合は開通工事が必要となるので、工事が可能かをマンションの管理会社やオーナーに確認しましょう。
光回線が導入されていない、速度が遅い場合は、ホームルーターも検討してみてはいかがですか。
